2009年のパリのカルナバレ美術館での
パリ・メトロ100駅展に向けて進めている中、
そのメトロの作品の中のメインテーマに
メゾチン技術を使って制作しています。
もともと銅版画を、パリで1から始めた時から
メゾチントも同時に始めました。
1970年代、パリに浜口陽三がまだおられた時で、
何回も先生の住まいのアトリエを訪れたのですが、
なかなか教えてもらえず、
それでも、アトリエを何回も訪ねるうちに方法をぬすみ、
少しずつ修得しました。
今回のアコスタージュでの私の個展には、
このメゾチントのみで制作した作品を展示致します。
2008年 野口 明美