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2010年10月2日(土)−10月31日(日) 
10:00〜16:00(最終日は15:00まで) 期間中無休
作家来廊日 10月2日(土)


私の作品のコンセプトは、
禅哲学が基になっている。
禅は、時間です。
時間が禅だと言われています。
禅は、日々の平常心です。
禅には、超自然的なことはない。
禅は頭の中で理想的に考えることではない。
制作において時間の経過がもたらす制作上の動機も、
やはりそうです。

10月 寺田 琳
■ 寺田 琳 略歴 ■
1949 青森市生まれ
19歳 日本画を始める。公募展に出品。入賞、入選多数。
26歳 日展日本画部初出品初入選を果たし、以来、計3回の入選。以降、公募展出品をやめる。
本阿弥光悦に興味を持つ。その後、琳派様式による抽象絵画の制作を進める。材料にこだわらず、油彩コラージュと幅広い表現を試みる。

2000

ドイツ・フランクフルトに住み、活動を展開
2004 アートフォーラム・ビスバーデン 招待出品
2005 国民文化祭福井県へ屏風を出展
2006 ケベック博覧会 日本パビリオン2作品を展示
その他日欧加等で個展多数
現在 ベルリン在住
 
 
瀬戸内国際芸術祭連携事業として、ドイツ、ベルリンに在住の寺田琳の作品展を開催いたします。
彼は20歳頃まで、書道、版画、詩…と書き、日本画の勉強をする。40歳になる頃琳派を研究し、名を琳とする。その頃から抽象的絵画になる。
彼の絵は油彩、アクリル、コラージュ、ミックストメディア等様々な材料で表現し、琳派の特徴である金箔を作品に取り入れ、えも言えぬ品格を醸し出す。その多くはテーマとした「時間」と「生命」。それらは成長していく樹で表現され、その過程の喜び、楽しさは鳥、花、果実…である。そして時間の経過でやがて朽ちていく。
彼の作品からは日本画、特に琳派に見られる雅の世界が見えてくる。ふすま絵のような絵画、ドイツを中心として、フランス、日本等で作品を発表している寺田琳、四国で初めての作品展をご高覧頂きたくご案内申し上げます。    オーナー 馬場弘美

木-音楽
銀、金箔、油 94×185cm

金箔、油 40×30cm

季節 春 夏 秋 冬
金箔 45×13cm

サクラ 11.6×11cm
金箔・銀箔・油
サクラ 11.8×7.7cm
金箔・銀箔・油
サクラ 22.5×6.4cm
金箔・銀箔・油


Life,2009
silver leaf, oil on canvas, 94x185cm




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