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2010年9月4日(土)−9月26日(日) 無休
10:00〜17:00 最終日は15:00まで

作家来廊日 9月4日

私のテーマは「動き」と「光」の表現に集約していると言えます。
魅力あるモチーフとして人体スケッチが多くをしめています。
男女を問わず動きと共に無限に変容する肉体、こころの内奥への探求、
いわば「有限から発する無限」というものに惹かれるのです。
モデルを通して自己表現することは
当初から一貫して追求してきた物です。
おおよそ、
人体(人物)は風景を描く時と同じ感覚で捉えるには
困難があります。
目の前のモデルの「形態(かたち)」にとらわれず自由に展開していく、
モデルを楽譜だとすれば、総譜(スコア)から豊かに生まれたばかりの
瑞々しい表現を望みます。
スケッチを下絵ではなくタブローとして独立させることが
当面の課題でしょうか。
日頃、描いていて
心の底から湧きあがってくるような「解放感」に満たされる時
つくづく描いてきてよかったなと思うのです。
描く過程のこのような生き生きとした呼吸にふれる歓びを
絵を通して多くの人に伝えたいと願っています。

渡辺 敬介
■ 作家 略歴 ■
  大阪市出身
1996 北京中央美術学院にて個展とワークショップ
1999 全日本アートサロン絵画大賞展 オランダ贈賞式の招待を受ける
2000 エジンバラ・カレッジ・オブ・アート留学(スコットランド)首席終了、次年度招待を受ける
2003 ヴェネチア・ビエンナーレ出品AU展入選
ITART2003 準優勝
第30回AU国際現代美術展で嶋本昭三賞受賞
2004 青木繁記念大賞展 優秀賞受賞
2005 ニューヨークチェルシー街での企画展
2006 ザルツブルグアートアカデミー留学
2007 ダンサー花沙とダンス公演(大阪)
2009 舞踏家ビナ・バウシュから同舞踏団リハーサルを描く事を許されドイツへ
ケルンにて個展、第3画集刊行

現在

京都在住
 
 
舞描ピナ・バウシュ―ドイツで舞踏団リハーサルを描く―



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